イナリのベールの向こう

2014年2月23日に開催されます講演会について

ノストラダムスの預言に人類滅亡の世紀末と詠われた1999年が過ぎ、また天変地異が起こるとされた惑星直列の2002年5月14日も過ぎて、さらに、マヤ暦の終わりから世界の滅亡論が噂された2012年12月21日も無事に過ぎた。
ところが現実には、地球はこれまでにない異常気象を迎え、世界中で大洪水が起こり、日本を含めたアジア周辺は大地震に見舞われており、火山の大噴火もこの日本だけでなく世界各地で起こり始めると言う。
そうなったのは温室効果ガスによるとされ、その中でも主に二酸化炭素が原因とされており、世界はこれから温暖化に向かい、北極や南極の氷が融け、世界最大級の氷河も融け出し、地球の水位が上がり、世界の陸地の沿岸部にある都市は水没すると予想されている。
しかし果たしてそうだろうか?
そうではなく世界は寒冷化に向っており、いずれは氷河期に突入するだろうとの逆説を唱える学者もいる。
いずれにせよ、確かに、霊長類の頂点に君臨し、食物連鎖の最頂点に位置する我々人類は、地球の生態系を考えることもなく、地球の限りある資源を貪り、これまで何でもありの人類本位の生き様を通してきて、その傲慢さがいずれは自滅を招くことになることはよくよく考えれば誰にでも分かることだ。
さて、この宇宙には「相応の理」と言う法則がある。
「自分のしたことはいずれ自分に返ってくる」と言うものだ。
地球の生命のすべては連鎖している。
その連鎖を断ち切ることは自滅を招くと「イナリの古き教え」にはある。
イナリの教えに滅亡論はない。
予言はある。だがその予言は理に適うものだ。
そのイナリだが、羽衣天女のモデルでもあり、伊勢神宮の外宮の神ともなったトヨウケヒメも、天上天下を照らす氣神と讃えられたサルタヒコも、天ノ岩屋からアマテラスを誘い出した神で、神楽の祖神とされているアメノウズメも、稲荷山に奉られ、聖徳太子も、弘法大師空海も、近年では大本の出口王仁三郎も、カタカムナを提唱した物理学者の楢崎皐月(ならさきこうげつ)も、そのすべてはイナリに深く関わっている。
これはハテ?どう言うことか?そもそもイナリとは何なのか?
2014年2月23日。イナリコードの原点に返ってその本質を説いていく。

東伯