「龍宮と再生・・竹は月、龍宮は水、月は水を司り、龍は竹を冠って籠となる。籠の中の鳥を解き放つには、籠の扉を開けるしかなく、籠の扉を開けるのは、天の岩戸を開くのと変わりない。竹を切った中から月神が姿を現すのもそれと同じである。竹を切り取れば月の女神が現れ、龍は天空を目がけて立ち昇る。月は水だけでなく霊をも司り、命も司る。不老長寿を表す月は、月の雫であるところの若水(わかみず)、これを月の変若水(おちみず)と言うが、それが戻り行く原郷なのだ。また、龍も水を司る神獣とされているが、否、水そのものが龍体であるのを知る時がようやく来たようだ・・」。
「水を知ることで龍を身に得て、常世(とこよ)を知り、常世(とこよ)を訪ねることで月天(げってん)に昇る機会を得る。月天(げってん)でしばし時を過ごすことで明星(金星)に誘われ、明星(金星)で愛を学び、やがて大天使との誓いを交わす機会が訪れ、それを交わしたならば聖太陽霊界への扉は開かれる」。
新たな時代に備えての古より伝わる英知がある。それは古より消えることなく地上の空間に存在する「ヒ(太陽霊子)」と、古より滅することなく地中に宿り、肉体の中にも宿る「チ(微小生体)」の二つのものを結び合わせることにより、我々の肉体は摩尼宝珠の玉色のように美しく光り輝く黄金体(プラズマボディ)に原子変換する。
これが豊玉(トヨタマ)の正体なのだが、ではどのようにすればいいのだろう?その方法の一つを、12月3日の『聖翁祭』でお伝えしたいと思う。
東伯